【実機レビュー】Bose QuietComfort Ultra Earbuds 2023年の最強ノイキャン搭載完全ワイヤレスイヤホン

ども、ガジェットに散財しすぎて人生詰んだ男、ものがま(@MonoGamaaa)です。

何かのバグでBOSEの新製品発表会にお呼ばれして手に入れたQuietComfort Ultra Earbudsをレビューします。

日本での発売日は2023年10月19日(木)です。

スペックはこんな感じ

価格39600円
対応コーデックSBC,AAC,aptX Adaptive
Bluetooth5.3
連続再生時間6時間+24時間
防水性能IPX4
重量本体約7g、ケース約74g
着脱感知あり
マルチポイント接続2台まで※アプデで対応予定
アクティブノイズキャンセリングあり
外音取り込みあり
空間オーディオあり

※提供:Bose

目次

開封&パッケージ

まず、大きく変更になったのがパッケージデザイン

BOSEのロゴが横に伸びてデザインと一体化しており、従来の無骨な印象からポップなイメージになりました。

パッケージは開けても元に戻せる箱を採用。箱を保管したい派にも嬉しい仕様。

内箱は本のように開くようになっており遊び心が光る。

内容物

内容物は、本体、ケーブル、イヤピース3サイズ、ズレ防止のスタビリティバンド3サイズ。※Mサイズはイヤホン本体に標準装着。

イヤホン本体のデザインは前作QuietComfort EarbudsⅡ(以降QCE2と表記)と殆ど変更なし。

細かな変更点だがスタビリティバンドに突起が追加されてズレにくくなった。これによって、バンドがズレてケースに収納されにくい事故が減りました。

ワイヤレス充電

このイヤホンにはワイヤレス充電機能は非搭載です。しかし、オプション品のワイヤレス充電機能付き保護ケースを装着することでワイヤレス充電に対応可能になるようです。価格は税込7150円(希望小売価格)

実物を触った感想としては、思ったよりも軽く質感は良好。ワイヤレス充電にこだわりがあるなら買っても良いと思った。
しかし、欠点としてはケースに収納するとリセットボタンが押しにくくなる。

音質

肝心の音質ですが、これはaptX Adaptiveに対応した恩恵が大きく出ているように感じました。

QuietComfort Ultra Earbuds 音質評価

高音域
3.5
中音域
3.5
低音域
4.5
解像度
3.5
音場の広さ
4.5
迫力
5

Boseらしい低音域の迫力を残しつつも、中音域・高音域のヌケが良くなって籠もった感じが減りました。
飽くまで低音域の量が多いバランスではあるものの、ボーカルなども楽しめるバランスになりました。

また、空間オーディオが非常に高品質で、自然な音の広がりと音場表現を実現しています。
この機能は出力する音源に左右されず、全ての音源で空間オーディオを楽しむことが可能なのも凄いです。

気になったのは高音域が少しザラつき、ビットレートの低い音源だと高音域に嫌な荒が目立つこと。

また、LE Audioに対応しているが、対応スマホに接続すると自動でLEで接続されてしまう。オンオフをアプリなどで変更できると嬉しかった

※誤解が生まれる書き方だったので訂正。Bluetooth v5.2でのLE Audio接続を確認(5.2なのでLC3ではない)
 そもそも、メーカーとしてはLE Audio対応とは言っていない(非対応とも言っていないけど)

これは自分の端末のバグの可能性もあり、ちゃんとLE Audioとして機能しているのかは不明です。私のブログやチャンネルを見てLE Audioに対応していると思って購入しない方が良いです。

そのため、BOSEのアプリでも当然LE Audioのオンオフ機能は現状(2023/10/12)ありません。アプデで正式に対応してくれることを期待しています。

遮音性・ノイズキャンセリング性能

遮音性とアクティブノイズキャンセリング性能の評価はこんな感じ。

遮音性評価(10点満点)

電車:3.5

人混み:3.5

遮音性評価(10点満点)

電車:10

人混み:9.5

圧巻のノイズキャンセリング性能です。QCE2での弱点だったホワイトノイズと圧迫感も軽減されました。

間違いなく現状2023年最強のノイズキャンセリング性能と言えるでしょう。

評価基準については以下の記事を参照してください。

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総評

全体的に前作のQCE2で不満点だった箇所が殆ど改善されていてかなり好印象でした。

一方で、それ以外の部分は前作と殆ど変更が無く、物足りなさを感じてしまう人も多そう。逆に言えば前作を買った人も見た目が変わらないので旧型感が出ないのは嬉しい。

良いところ

  • 圧倒的なノイズキャンセリング
  • ズレにくいスタビリティバンド
  • aptX Adaptive対応
  • マルチポイント接続対応(予定)
  • 独自の機能が多数

気になったところ

  • iPhoneユーザーに恩恵が少ない
  • マルチポイント接続対応はアプデで対応
  • ケースと本体は少し大きめ
  • アプリの設定項目の少なさ

個人的に1番気になったのが、アプリの動作が安定しないこと。

ストレスと感じるほどではないが、ペアリングしていてもアプリ上で認識されていなかったり、突然アプリが落ちる事があった。(接続端末のBluetoothのVerが低いと起こりやすい気がする)

また、アプリでノイズキャンセリングや外音取り込みの強度を変更できない事も、最近のTWSイヤホンと比較すると見劣りしてまった。

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この記事を書いた人

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20年近くオーディオを趣味で楽しんでいます。

大学で音に関する研究とディープラーニングやデータ分析を中心に学んできましたが、オーディオのレビューは感覚重視で話します。

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