こんにちは、ものがま(Monogama)です。
今回はAmazonで買える激安中華タブレットVANKYO MatrixPad S20をレビューします。
因みに、VANKYOのタブレットは以前に何度かレビューをしています。
2万円以下という非常に安価なタブレットでありながら、最低限の機能は備わっている。
しかし、ゲームなどの重たい処理をするには厳しかった。
今回レビューするS20は、以前レビューしたZ10やZ4と比較して、パワーアップしたそうなので期待が高まります。
※VANKYOからの提供品レビューです。
VANKYO MatrixPad S20 レビュー!AnTuTuスコア測定、開封して基本スペックを確認
というわけで早速、開封していく。
特徴的なのがディスプレイがの縁がラウンドカット加工されていること。
傷が付きやすそうだが、見た目の高級感は高い。
Vanyo MatrixPad S20 AnTuTuベンチマークスコアと基本スペック
Vankyo S20の基本スペック
画面サイズ | 10.10 インチ |
ディスプレイ最大解像度 | 1280*800 lines_per_inch |
CPUブランド | Octa-core Cortex A55 |
CPUタイプ | None |
CPU速度 | 1.50 GHz |
プロセッサ数 | 4 |
RAM容量 | 3 GB |
メモリタイプ | DDR3 SDRAM |
HDD容量 | 64 GB |
重量 | 515g |
オクタコアに3GBメモリと、同価格帯の技適有タブレットの中では高スペックです。
ただし、画面の解像度はFHDではないので注意が必要です。
AnTuTuスコアは約9万点
CPUはオクタコアですが、思ったよりもスコアは低い印象でした。
しかし、この値はKindle Fire HD8 Plusよりも高い数値です。
Vanyo S20 とFire HD10 どっちが良い?比較レビュー
ここで気になるのが、10インチの激安タブレットFire HD10とS20どちらが良いのか?という点だ。
筆者は過去に何度もFire HD10をレビューしてきた。
この2つのタブレットの主な違いは
- 純粋なAndroidOSか、FireOSか
- ベゼルの太さと大きさ
- 解像度
VANKYO S20のベゼルは細く、コンパクト
S20の素晴らしい点は、HD10よりもベゼルが狭く、期待が1回り小さい事。
HD10は大きいため、取り回しが悪い印象だったがこの微妙な差で、S20は取り回しが良く使用頻度が上がりそうだ。
ディスプレイの解像度はHD10が優れている
Fire HD10はFHD画質(1920×1080)に対応している。
映画やYouTubeを高画質で楽しみたいなら、Fire HD10の方が有利だ。
動作の快適さをほぼ同じだが・・・
どちらのタブレットも動画鑑賞やブラウジングをするくらいなら両方とも快適。
重たいゲームアプリを動かす場合は、若干HD10に軍配が上がる。
しかし、HD10はGooglePlayストアを自力で導入しなければならないなど、リスクもある。
Vanyo MatrixPad S20 ゲームアプリの動作検証
気になるゲームアプリを遊んだ時の動作の快適さ、ヌルヌルさを検証します。
Antutuスコアは9万点なので、他のタブレットと同じだとすると「動くけどもっさりする」というのがスコア値のイメージです。
荒野行動
標準設定だとかなりカクつく。
描画設定を『快適』にするとこでほぼカクつかなくなった。
しかし、たまにもたつくので拘りのあるプレイヤーには耐えられないかもしれない。
エピックセブン
チュートリアルくらいなら快適に動作。
しかし、メニュー画面や闘技場は非常に重たい。
戦闘は快適なので、放置周回する分には問題なし。
エグゾスヒーローズ
標準設定だと非常に重たく、もっさりしている。
画質設定を低、FPSを30にすると快適に。
ただし、画質設定を下げると10インチの大画面なので非常に荒が目立つ。
Vanyo MatrixPad S20 レビュー!良い点&悪い点
というわけで、一通り使ってきたので良い点と悪い点を紹介する。
また、このS20はどういった人に向いているタブレットか?も考察する。
良い点① 細いベゼルとコンパクトボディ
前述したが、この端末はベゼルが細く、画面の占有率が高い。
ラウンドカットのディスプレイと相まって、正面の見た目の高級感も◎
良い点② バッテリー持ちが良い
激安中華タブレットあるある「バッテリー持ちが悪い」
というセオリーを見事に克服している。
数時間動画鑑賞をしても、3日ほどバッテリーが持っているのでかなり良いと思う。
良い点③ IPSディスプレイが綺麗
解像度はフルHDではないものの、IPS影響はかなり綺麗。
実際に使ってみると、文字などの見ない限りは解像度が低い事は気にならない。
悪い点① 解像度が1280×800
・・・とは言ったもののやはり今どき1080p無いのは物足りない。
処理速度を速めるため、HD画質に落としているのだと思うがそれだったらFHD画質に対応したディスプレイにして、設定で変更できるようにしてほしい。
悪い点② スピーカの位置と音質
スピーカーは画像の左側に2機搭載している。
せっかくのステレオスピーカーだが、動画鑑賞のために横持ちで観るとスピーカーが片側に寄ってしまう。
可能であれば横持ちした際の、上か下にスピーカーを配置して欲しかった。
悪い点③ カメラ
この画像はS20のカメラで撮影したものだ。
見て通り、かなり暗く、画質も悪い。
iPhoneや最近のAndroidスマホには遠く及ばない性能なので、まず使わない。
総評 VANKYO S20を買うべき人は?
と、ここまでレビューしてきて感じたのは