2018~2019年で最強の軽量小型マルチエフェクター LINE6 HX STOMPを購入したのでレビュー書くよ!ライブ・自宅録音での使用感など
久しぶりのギター機材レビュー記事です。
今回はずっと気になっていたのに売り切れで買えなかったLINE6のHX STOMPをついに買えたのでレビューを書きます。
まず、最初に結論を言うと
このマルチエフェクターは凄いぞ
と言う感想です。何より値段が凄いぞ
それでは詳しくレビューしていきます。
LINE6 HX STOM 開封&外観レビュー カラフルに光るフットスイッチが可愛い
それでは早速開封していきます(すごくワクワクする)
箱の時点でかっけえぇ。。
中には本体とバッテリーアダプター、マニュアルなどの書類が入っている
電源は軽量だが、そこそこ大きいのでスタジオによっては延長コードがないとコンセントに刺さらなかった
本体
機体のカラーは艶のあるブラックにラメの入ったさながら銀河のような美しさがある。これでレッドカラーとかあったらめっちゃカッコ良さそう
電源をONにするとフットスイッチがカラフルに光る
これが個人的にめちゃくちゃ気に入っているポイント。かわいい
豊富な入出力端子
上部には以下の接続端子がある
エクスペンションペダルの接続用端子
ステレオINPUT
ステレオOUTPUT
PC接続用のUSB端子
電源供給用のDCジャック
右サイドにはSEND・RETURN用の端子
左サイドにはMIDI端子のINとOUT、ヘッドホン端子
LINE6 HX ストンプを実際に使ってみて感じた良いところ、悪いところ
LINE6 HX STOMP レビュー 凄いところ、良いところ
めちゃくちゃ音が良い
なんとこのHXストンプは、LINE6 Helixという重量級の大型システムマルチで全く同様のエフェクトを搭載している。
「いやいや、大きさも全然違うしなんだかんだ廉価版なんじゃないの?」
「結局、聴き比べたらHelixの方が音良いんだろうな」
って私は最初思ってました。
しかし、実際はガチでHelixと全く同じです。
根拠はYAMAHA公式がハッキリと同じと答えているから
【HX Stomp】Helixと比べてサウンドは違いますか? – ヤマハ
す、すげぇ・・・
PCに接続して使うと更に便利に!簡単な音作りアップデートも簡単
このHX STOMPはそのままでも十分高性能ですが、PCに接続してアップデートするとさらに性能がアップします。
しかもアップデートは簡単。
専用のエフェクトエディットソフト「LINE6 Edit」を使うことで直感的に音作りが可能。かなり簡単。
Line6 Editのダウンロードは以下URLからどうぞ。会員登録が必要です。https://jp.line6.com/software/
プリセットの時点でめちゃくちゃ音がいい
実際に弾いてみて驚いたのが、プリセットをそのまま使うだけでめちゃくちゃ良い音が出ること。
マルチエフェクターといえば、試行錯誤して「良い音」を作るものだという印象があったのですがこのHX STOMPはプリセットの時点で超良い音が出ます。
私みたいなへっぽこギタリストは、下手にプリセット弄るよりそのまま使った方が良い音だったりします。凄い
参考までに実際に私が演奏した音源を載せようかとも思いましたが、私の数万倍上手い人が動画を上げていたのでそちらを紹介しておきます。
参考動画
拡張性が高い
HX STOMPの魅力は高音質・多機能でありながら、まるでコンパクトエフェクターのような使い勝手の良さです。
単体でそのままマルチエフェクターとして使用しても良いですが、他のエフェクターを接続して機能を拡張できます。
エクスペンションペダルを接続して使用したり・・・
お気に入りのコンパクトエフェクターを接続してHX STOMP側のスイッチでON/OFFの制御をしたり・・・
エフェクターボードにそのまま突っ込んでも違和感なく使用できます。
iPad Proでも使える
個人的に嬉しい大発見がコレ
オーディオインターフェース(IF)としてもヘッドホンアンプとしても使える
レコーディング機材として力を入れているLINE6だけあってインターフェースの部分が非常に優秀です。
クセのない音質でハイレゾ対応のディジタルオーディオコンバーター(DAC)としても使えます。
めっちゃ軽い&小さい
購入の決め手がコレ
現存するマルチエフェクターの中でもトップクラスに高音質でありながら、約800gという超軽量な機体。
ギグバッグに余裕で入る大きさ。
まさに最強
カラフルに光る見た目が良い
個人的な好みだけどカラフルに光る機材が好きです。
ライブでも生えますし、操作性と視認性も上がります。
フットスイッチのLEDの色は本体とPCのEditソフトで好きな色に簡単に設定できる。
少しだけどベースやアコースティックギター、キーボード用のエフェクトもある
ギターがメインだけど録音や作曲の際にキーボードやベースを少し使いたい…
って人には有難い機能。
ただ、アコギとキーボードのエフェクターは飽くまでおまけ程度なので注意
LINE6 HX STOMP レビュー 残念なところ
- 値段が高い
- はじめてLINE6を使う人には分かりにくいマニュアルと動画
- フットペダルがない
- 一度にセットできる音は最大3つまで
値段が高いので他のマルチエフェクターすべてを踏襲した機能があると思いきや、意外と「できないことはできない」製品です。
まとめと他のマルチエフェクターとの比較
LINE6 HX STOMPは値段も高価ですし、他にも魅力的なマルチエフェクターが多数発売されているので購入はかなり迷いました。
ここでは私が購入する際に迷ったライバル機種と、HX STOMPを選んだ理由を紹介します。
ZOOM マルチストンプとLINE6 HX STOMPの比較
マルチストンプは非常に軽く、値段も破格の安さです。
しかし、音質面での音痩せが気になるのでマルチストンプ1つで完結ってのはあまり現実的でない気がしたので候補から除外
ZOOM G3XnとLINE6 HX STOMPの比較
Zoomのマルチというと安いけど音はイマイチ…
なイメージがあるけど最近は普通に音は良い
スイッチも沢山あって出来ることや操作性も良さそうだった。
ただ、見た目とZoomの歪みの音が個人的に好きじゃないので候補から外れた
機能は非常に豊富でコスパは最高
BOSS GT-1とLINE6 HX STOMPの比較
現在、最も人気のあるマルチエフェクター
プラスチックな機体で見た目が少し安っぽい感じもするけど、逆に素材が軽い分期待事態も軽量
エフェクトもBOSSの音が好きなら問題のないクオリティ。
そして驚くほどに安い(約2万円)
個人的には見た目とフットスイッチが好みじゃなかったので候補から外れた。
友人の持っているGT-1を使ってみたけど、音と操作性は普通に良かったです。
MOOER GE200とLINE6 HX STOMPの比較
個人的に最後まで迷ったのがMOOERのGE200
GE200は音質の評価も高く、見た目も高級感があり大きさも程よい
ただHX STOMPと比較すると音質が劣る点、ギグバッグに入れるには少し大きい&重いという理由から却下
と言っても音質も十分であり、小型でありながらボリュームペダルが欲しい人にはGE200は非常に良い選択肢だと思う。
まとめ LINE6 HX STOMPはこんな人にオススメ
- とにかく機材を軽量化したい人
- 音質に妥協したくない人
- プリセットでサクッといい音を使いたい人
- 他のコンパクトエフェクターと組み合わせて使用したい人
- ライブでも自宅録音、練習全てを1台で済ませたい人
- 複雑な操作を覚えたくない人
まとめ LINE6 HX STOMPはこんな人は買って後悔するかも… 買うべき出ない人
- 音質にそこまでこだわりが無い人
- 4個以上の複数の音を瞬時に切り替えたい人
- 6つとか複数のエフェクトを使って音を作りたい人
- フットペダル付きのマルチエフェクターが欲しい人
- キーボード、アコギ専用のエフェクターで使用を考えてる人