▶ 週1~2更新のYouTubeチャンネルはコチラ

【激安対決】DAISO1100円イヤーカフ型イヤホンVS UGREEN2399円【ダイソー】

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、ものがまガジェットレビューです。

今回はDISOで購入した1100円の「イヤピタッ 完全ワイヤレスイヤホン」とAmazonで2399円で購入したUGREENのイヤーカフ型イヤホンを比較レビューをしていきます。

近年、耳を塞がないイヤーカフ型イヤホンは、安価なモデルが数多くでていますが、この2機種が価格の安さとブランドの安心感を踏まえてかなり熱い2機種だと思っています。過去に数十個近くイヤーカフイヤホンを試してきた私が、この2機種を比べてどちらが良いのか?そもそも使い物になるのか?などを話していこうと思います。

コスパに優れたイヤーカップ型イヤホンを購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。

因みにどちらも自腹で購入しているので案件ではないですヨ

目次

YouTube動画版はコチラ

YouTube
【激安対決/イヤーカフ】ダイソー1100円 vs UGREEN!2399円【ワイヤレスイヤホン】 動画の表示価格は動画作成時のものです(2025/12/24)UGREENの商品ページはこちらhttps://amzn.to/495L244※Amazonアソシエイトリンクです。■目次00:00 ダイソーのイヤーカ...

DAISO イヤピタッ 完全ワイヤレスイヤホンについて

まず、DAISO イヤピタッ 完全ワイヤレスイヤホンについてです。

そもそも、技適のあるイヤーカフ型イヤホンが1100円というのは非常に珍しいです。

DAISO製品は過去にモバイルバッテリーが破裂する危険性がある等で回収問題になった過去がありますが、それでも問題を放置せずに回収したり報告があるのは安心できる点だと思います。(バッテリーを使用した製品は性質上、爆発する可能性はあります。)

ダイソーの完全ワイヤレスイヤホンにしては珍しくAACコーデックに対応、Bluetooth6.0に対応など、価格のわりにクオリティが高いです。

音質もながら聴きする分には不快感も無く、良い印象でした。
単体のレビュー記事もブログにあるので、詳しくはそちらをご参照ください。

それと、私はDAISOで購入しましたが、ダイソーブランドというわけでもなさそうなのでもしかしたらセリアやキャン★ドゥなど百均でも購入可能かもしれません。

UGREEN イヤーカフイヤホン HiTines S3について

2025年12月24日時点、Amazonで定価2999円、セール時は2399円で購入可能なイヤーカフ型イヤホンです。

パッケージや本体の質感もDAISOより断然高級感があり、しっかりとした印象を受けます。

DAISOの1100円よりも2倍近い価格ですが、それでも非常に安価な製品です。

名前はAmazonの商品タイトルには記載がありませんが、パッケージにはHiTune S3(モデル名はW209)と書いてあります。

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、パープルの3色。

内容物も日本語の説明書や充電用のケーブルが付属しており豪華です。

内容物一覧

スペック比較

2機種のスペックを比較するとこんな感じになります。

DAISOUGREEN
価格1,100円2,999円
(セール時2,399円)
Bluetooth6.05.4
対応コーデックSBC, AACSBC, AAC
ドライバー径13mm12mm
連続再生(単体/ケース)5h / 12h7.5h / 30h
防水性能不明IPX5
重量(単体/ケース)約5g / 38g約5.3g / 47g
低遅延モードなしあり
保証期間6か月2年

この価格帯のイヤホンの多くは、SBCコーデックのみのものが多かったのですが、2製品ともAACコーデックにも対応しています。

しかし、UGREENはBluetooth Ver5.4、ダイソーは6.0と以外な差があります。

UGREENは低遅延モードがあります。

両者とも着脱感知やマルチポイント、ワイヤレス充電などはありません。専用アプリも無いと思いますが、調査していません。

操作一覧

2機種の操作を比較した表です。

操作項目DAISOUGREEN
再生・一時停止左右どちらかを1回押す左右どちらかを1回押す
次曲送り右を2回押す右イヤーピースを1秒間長押し
前曲(上の曲)戻り左を2回押す左を1秒間長押し
通話に応答・終了左右どちらかを1回押す左右どちらかを2回押す
着信拒否左右どちらかを長押し左右どちらかを1秒間長押し
音声アシスタント左イヤホンを2回押す
ゲームモード切替右イヤホンを2回押す
電源ON/OFFスイッチを3〜5秒長押し

UGREENは音声アシスタントとゲームモードを切り替えることが可能ですが、電源のオンオフ記載はありませんでした。

デザイン・外観比較

2機種のデザインと外観を比較していきます。

どちらもケース素材は樹脂ですが、質感はUGREENの方が良いと思います。大きさはダイソーの方が小さく軽いです。

UGREENは自重で蓋が勝手に閉まってしまいますが、ダイソーは閉まりません。

イヤホン本体も見た目はUGREENの方がイヤーカフらしいデザインで細部のデザインもしっかりしています。

ダイソーの方はパーツのつなぎ目の隙間が大きく、お世辞にも細部の精度が高いとはいえない作りです。

収納方法はダイソーが平置き、UGREENは縦置きです。

外観の総評としては、見た目や質感こそUGREENが圧勝していますが、軽さやケースの使い勝手などの面ではDAISOが勝っている部分も多く、意外と良い勝負だと思います。

装着感の比較

両社とも使用してみた感想ですが、UGREENの方が耳にあたる部分が小さく、万人ウケすると思います。

DAISOも悪くはありませんが、耳が小さい人だと当たってしまうかもしれません。

ダイソー VS UGREEN 音質比較レビュー

2機種の評価をグラフ化するとこんな感じ。

価格やオープン型であることを考慮しての数値となります。他の価格帯やカナル型イヤホンとの評価とは別軸になっているので注意してください。

DAISO音質評価
ボーカル距離
クールorウォーム
原音重視or迫力重視
原音
迫力
UGREEN音質評価
ボーカル距離
クールorウォーム
原音重視or迫力重視
原音
迫力

全体の印象

2機種の特徴として、DAISOはボーカル~中低音域がメインの音域。UGREENはボーカルが近めながらドンシャリで明瞭なサウンドが特徴的です。

比較して分かりましたが、UGREENの音質が想像以上に良いです。なんなら1部の1万円クラスのイヤーカフと比較しても遜色ないかもしれません。

ただ、高音域が出ている反面刺さる嫌な音がUGREENにはあります。慣れれば問題ないかもしれませんが、長時間聴くならDAISOの方が向いていると思います。

両者とも開放型で価格も安い事から全く期待していませんでしたが、どちらも普通に使える音です。

音質の総評

音質の総合評価だとUGREENが2段間くらい上に感じました。
比較してみると低音域のリアルさやボーカルの生々しさなどで大きな差を感じます。

解像度も同じAACコーデックで比較しているにも関わず、UGREENの方が優れているように感じます。
音の分離が優れている点が大きく評価に影響しています。

しかし、不快な音の少なさという点でDAISOは魅力的です。作業用に長時間使うなら印象は変わるかもしれません。

マイク音質(通話音質)比較

2機種の搭載マイクで録音した音源です。参考にしてください。

DAISO 静かな場所で録音

DAISO 騒音環境で録音

UGREEN(音量注意) 静かな場所で録音

UGREEN(音量注意)  騒音環境で録音

マイク音質(通話音質)評価

どちらも高音質とは言い難い音で、一長一短です。

DAISOは、全体的に音声は綺麗ですが音量が非常に小さくなっています。

UGREENは録音時の音量が大きいのですがガビガビしている部分があります。

意外だったのがノイキャン性能はDAISOの方が上に感じました。(単純にマイク感度が低いだけかも)

遅延比較

2機種の遅延量を計測した結果です。
UGREENは低遅延ゲームモードがあるので、そちらも計測しています。

接続機器はXiaomi 15 Ultara

コーデックDAISOUGREEN
SBC+350ms+300ms
AAC+450ms+350ms
SBC低遅延モード+150ms
AAC低遅延モード+250ms

それぞれの良いところ&気になったところ

2機種のメリットとデメリットをまとめると

DAISO:圧倒的コスパの「気軽な一台」

✅ ここが良い!(メリット)

  • 1,100円という衝撃の安さ:紛失や故障を恐れず、日常使いの「道具」としてガシガシ使えるのが最大の魅力です。
  • 自立する蓋で出し入れがスムーズ:ケースの蓋が自重で閉じないため、片手でイヤホンを取り出す際の手間がありません。
  • 「ながら聴き」に十分な音質:家事や作業中のBGM用としては、必要十分なクオリティを備えています。

⚠️ ここが気になる(リスク・懸念点)

  • 長期利用への不安:価格相応にビルドクオリティは控えめ。耐久性や防水性に不安があり、短期間で故障するリスクを考慮する必要があります。
  • 動画・ゲームには不向き:遅延が大きめなため、映像と音のズレが気になるシーン(YouTube視聴や音ゲーなど)ではストレスを感じる可能性があります。

UGREEN:価格以上の満足感を得られる「実力派」

✅ ここが良い!(メリット)

  • クラスを超えた高い質感:数千円クラスとは思えない良好なビルドクオリティ。豊富なカラバリで所有欲も満たしてくれます。
  • 低遅延モードでエンタメも快適:ゲームモードを搭載。動画視聴やライトなゲームプレイでも音ズレを気にせず楽しめます。
  • 圧倒的な「2年保証」の安心感:安価な製品ながら長期保証が付帯。長く使い続けたい人にとって、故障リスクへの強力な備えとなります。

⚠️ ここが気になる(リスク・懸念点)

  • 蓋が自重で閉じてしまう:DAISO製とは異なり、蓋が勝手に閉まる仕様。取り出したい時に勝手に蓋が閉まると少し不便に感じたりする場面があります。
  • アナウンス音質のミスマッチ:本体の質感が良いだけに、操作時の「接続しました」などの音声がチープ(低音質)なのが、唯一の惜しいポイントです。

総評:結局どっちがオススメ?

ここまでDAISOとUGREENを比較してきましたが、「結局自分にはどっちが合うの?」と迷っている方へ、私の結論をまとめます。

🛒 DAISOがオススメなのはこんな人

  • とにかく安さ最優先:イヤホンに極力お金をかけたくない。
  • 「こだわり」よりも「実用性」:音質や本体の質感には特にこだわらない。
  • まずは体験してみたい:流行りのイヤーカフ型を「お試し」で使ってみたい。
  • すぐに手に入れたい:ネット通販ではなく、店頭で実物を見て買いたい。

⚠️ 注意: 遅延が大きめなので、動画視聴やゲームをメインにする場合は注意が必要です。

🛒 UGREENがオススメなのはこんな人

  • 少しの投資で満足度を上げたい:千円ちょっと高くても、より上質なものが欲しい。
  • 真のコスパを求める:安くて性能が良い、バランスの取れた製品を探している。
  • 迫力ある音が好き:メリハリのある、聴き応えのある音質で楽しみたい。
  • 長く使い倒したい:2年くらいは故障を気にせず、しっかり使い続けたい。

⚠️ 注意: 蓋が自重で閉まる仕様のため、片手での出し入れが多い人は少し慣れが必要です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

筆者紹介

20年近くオーディオを趣味で楽しんでいます。
500以上の幅広いガジェット・イヤホンを実際に試し、ガチレビュー。
正直をウリにしてマニアも初心者も納得できる視点で解説しています。
あなたの「後悔しない買い物」の力に少しでもなれたら幸いです。
昔、音(波形)とデータ分析を学んでました。(けど、全部忘れた)

オーディオの他には、ゲームやPC、スマホなどのガジェットが大好き。
スマートウォッチ難民。
最近はコーヒーとバイクにハマる。あと動物が好き。

ブログとYouTube、SNSではレビューの他にセール情報などもお知らせします。

レビュー依頼はこちら

YouTube 、SNSは↓

目次