Chuwi Hi9 Air レビュー 荒野行動などの高負荷3Dゲームも動くAndroidタブレット
iPadのように大画面で3Dのスマホゲームアプリを遊びたいけど値段が高い!ので激安でコスパの高い中華タブレットを購入しました。
購入したのはこちら
Chuwi Hi9 Air
Chuwi Hi9 Airは2018年の4月に発売した中華タブレットの中でも最新の機種です。余談ですがずっと商品名を「Chuwi Hi9 Pro」だと思ってました。似たような名前の商品が多いので注意。
- Chuwi Hi9 Air レビュー 荒野行動などの高負荷3Dゲームも動くAndroidタブレット
- Chuwi Hi9 Airのスペックと特徴
- Chuwi Hi9 Air 梱包&開封 外観レビュー
- Chuwi Hi9 Air実機でスペック検証とレビュー
- 実際にChuwi Hi9 Air を使って感じた良い点&悪い点
- 総評
前機種のHi9 は一回りディスプレイが小さく8.4インチ
Chuwi Hi9 Airのスペックと特徴
主なスペックはこちら
最新のスマートフォンには劣りますが、タブレットの中では高スペックな部類に入ります。
ディスプレイの解像度も優秀ですし、入力端子も豊富で拡張にも優れています。
AndroidタブレットとiPadどっちがゲームに良いの?
日本で販売されているAndroidタブレットの市場は縮小していて、高性能な機器はほとんど残っていません。そのため、日本では処理の重い3Dゲームをタブレットで遊ぶならほぼiPad一択な状態になっています。
というわけで高性能なアンドロイドタブレットが欲しい場合は、こういった中華製タブレットが選択肢になってきます。
中国通販サイトGearBestでの購入の注意点や過去のトラブルなどは以下の記事に書いてあるので、ご利用する場合は参考にどうぞ。
Chuwi Hi9 Air 梱包&開封 外観レビュー
それでは早速開封していきます。
CHUWI製品はこのシンプルな箱に入っていることが多いですね。
パカーン
正面
この下に保護フィルムが既に貼られています。
背面がメタルな感じで高級感あって好きなデザインです。
ひんやりとしているけど、マットな質感でChromebook Proを彷彿とさせる質感です。
このカメラ付近のカバーが外れてSDカードやSIMカードを挿入できる。ぶっちゃけカバーパーツは安っぽいのが残念です。
Chuwi Hi9 Air実機でスペック検証とレビュー
実際にantutuで性能を検証して、3Dのゲームアプリを色々動かしてみました。
その他にも個人的には使わないであろうカメラ機能で写真も撮ってみました。
antutuスコア検証は値は103800!ミドル級スマホと同等か!?
こちらがantutuのベンチマーク結果となります。
アンドロイドタブレットの中では優秀な数値だと思います。
地味にバッテリー温度が低いのも好印象です。
スコアの値は私の予想を大きく上回った値で大満足しています。
勿論、以前レビューしたハイエンドスマホのXiaomi Mi Mix 2Sには敵いませんがアレがオーバースペックなのに対して、こちらは必要最低限の能力は持ち合わせている印象です。
メモリ容量が6GBあったら完璧だった。
Chuwi Hi9 Airで動くゲームアプリ検証
本機種は純粋のアンドロイド端末なので殆どのゲームに対応しています。
というわけで、主に筆者がiPhone6sで遊んでいたゲームや、処理の重そうなゲームを検証してみました。
評価はかなり主観的なので参考程度に
PUBG
「スムーズ」「普通」「HD」「HDR」と4種類ありますが「普通」までしか設定できません。てっきり最高画質を余裕で遊べるかと思ったのに残念。
最低画質設定なら、ラグや遅延もほとんど無く快適に遊べます。
評価:△
荒野行動
最高画質でも遊べるが、少しカクつく。
普通画質にすれば快適に遊べます。画質の見た目もPUBGよりも良くヌルヌル動くという予想外な結果になりました。
評価:◯
アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ
最高画質でも全く問題なく遊べます。
大画面でのHD画質のライブは圧巻。本当に美しいです。
評価:◎
ドラゴンボールレジェンズ
最高画質でもヌルヌル動きます。大迫力の戦闘やバトルシーンが大画面で楽しめるのは良いですね。
評価:◎
心配なバッテリー性能は?
中華製品で心配なのがこのバッテリーの部分なんですが、今のところ問題なく使用できています。
バッテリーの持ちも8000mahというカタログスペック通りで、ハードに使わなければ2,3日持ちます。もちろん数時間ゲームや動画を観続けたら1日で切れますが。
実際にChuwi Hi9 Air を使って感じた良い点&悪い点
実際に筆者がHi9 Airを使ってみて感じた「良いところ」「残念なところ」を紹介します。個人的には結構気に入っています。
良いところ
高級感のある見た目
黒いマットな質感でかっこいいです。メタルボディなのでひんやりしていて全く安っぽさを感じません。
薄い&軽い
実物を持ってみると、想像以上に軽く持ちやすいです。
ボディ本体にはラウウンドカットが施されており、かなり薄く感じます。恐らくこの薄さも体感で軽く感じる要因になっていると思います。
唯一残念なのが、カメラ部のカバーがプラスチック製ということです。
見た目は、そこまで安っぽくないですが質感は残念。
ただ、ここに入力端子など全てを集約することで豊富な拡張性を持ちながら極薄なラウンドカットを可能にしています。
大抵のゲームは動くスペック
検証した中だとPUBGがカクつくくらいで、他のゲームはかなりスムーズに動きました。
2年前のスマートフォンよりも全然スペックは高く、安価なゲーム用Adroidタブレットが欲しい人には良い選択になると思います。
綺麗なディスプレイ
10.1インチに2560×1600のIPSディスプレイは圧巻の高画質です。
高画質すぎてYoutubeで全画面表示のHD動画でさえ粗が気になってしまうレベルです。
スピーカーも高音質ではないものの十分な音質で、映画を観賞するのにも適している機種といえます。
意外と高画質なカメラ
スペックを見るとわかりますが、意外にもカメラの画質が高いです。
個人的にはカメラとして使うつもりは一切ないんですが、、
手元にあったVAPEを撮影してみました。写真をどうぞ。
昔は死ぬほどハマってたVAPEですが、今は殆どやってません。
本当に飽き性
SIMが2枚挿しできる
日本の市場で売られているタブレットでは、ほとんど見られないSIM2枚挿し対応です。
通話のみの 0SIM + 激安のデータ容量のみのSIM で運用できるので携帯電話としても使用できます。
意外にタブレットを持ち歩く人は、スマホを手放してこういった運用をしている人もいます。
残念なところ
続いて気になったと残念なところ
カメラ付近のカバーが安っぽい
なんども書いてますがここが安っぽく、壊れやすそうなのが不安です。
技適はない
当然ですが技適はないです。
動作の快適さはiPadに負ける
惜しいことにiPadに動作のスムーズさは負けます。ゲームの快適さも敵いません。
飽くまで安価なAndroidでも大画面でゲームしたい!って人にオススメです。本当にゲームをタブレットで極めたいなら iPadを買いましょう。
総評
実際に数日間使ってみて機体の造りの良さに感動しました。
デザインもスタイリッシュでカッコイイので、所有欲を満たしてくれる素晴らしいAndroidタブレットだと思います。
しかし、iPadと比較してしまうと価格も倍以上違うため動作の安定性やゲームを動かす能力はiPadには劣っています。
飽くまで「Androidのタブレットで高負荷の3Dゲームを遊びたい!」という人にはオススメできますが、ガチでヌルヌル動くゲーム用タブレットが欲しいならiPadをオススメします。
勿論Chuwi Hi9 Airは快適なブラウジングや動画鑑賞用として使うには十分すぎるスペックなのでそういった方にもおすすめできます。
おわりに
ハイエンドスマートフォンのXiaomi Mi MIX 2Sを購入したばかりですが、またAndroid端末を買ってしまいました。
完全にiOSからAndroidへ移行してハマってしまいました。最近のAndroidって面白い。
それでは、ここまで読んで下さりありがとうございました。
Chuwi Hi9 Air
オススメ記事