KBEARのOS1Pro (OperaFactory)というイヤホンをレビューしていきます。
見た目はコスパ最強!!OperaFactory OS1Pro (KBEAR)レビュー
このイヤホン、Amazonで現在約2200円前後で販売中(安い)
安価な中華イヤホンは箱が質素な物が多い中、このイヤホンはかなりパッケージに力が入っている。デザインも独特で開封するのが楽しいイヤホン。
このKBEAR OS1Pro (OperaFactory)は、過去に似た名前でSuperbassというイヤホンが存在しており、そちらはあまり良い噂を聴かなかったのスルーしていた。
一方、この OS1 Proはなかなか評判も良く、パッケージや見た目も申し分ないので今回レビューしようと思った
OperaFactory OS1Proパッケージと外観
パッケージ。ワクワクする良いデザイン。
開封するとこんな感じ。乱雑に梱包するのではなくきちんと開封時の感動を意識させるような梱包で好印象。これが2千円前後のイヤホンとは思えない。
内容物は、マイク付きケーブルとイヤーピース
ケーブルは、価格なりのチープさがあるが珍しいカラーでイヤホンとの見た目の相性もいいのが素晴らしい。
イヤーピースは、この価格帯のおまけレベルのものではなくしっかりとした質感
本体カラーは、青と赤のクリアなボディにラメが入りというかなり個性的な見た目(スーパーボールみたい)カラバリは他にも黒があり、そちらはこれよりも落ち着いた印象を受ける。
本体は樹脂製のプラスチック素材なので、近くで見ると若干チープだが、少し離れて見れば独特なカットされた形状で宝石のような美しさがある
OperaFactory OS1Proの音質レビュー
肝心の音質レビュー。パッケージや内容物が豪華でもこれがダメならイヤホンとして評価は低くなってしまうが…
低音域
このイヤホンで最も主張の激しい音域がこの低音域。
ズシンと来る分厚い低音域だが、鋭さは感じない、量は多いが丸みのある低音域。
低音がボーンっと響く鳴り方をするので、少し中高音域に被ってしまってボヤケタ印象を与えてしまっている。が、芯が細くメリハリが出る再生機と組み合わせるとその問題が解消されてよい感じになる。(例:Zerda ITM 01)
中音域
低音域の主張が激しいため、中低音域の量が多く、ボーカルは少し籠って聴こえる。ただ、中低音域の分厚くハッキリとしつつも丸みのある音は魅力。
バスドラムやエレキベースの中低音が温かみがありながらも、分かりやすく気持ちのいい音で鳴ってくれる。
高音域
全く刺さらない主張をしない音だが、存在がわかる程度には鳴っている。クリアさや伸びを期待はできない音だが、他の音域を邪魔しない程度に存在を感じる音。
高音域がシャンシャンとなるイヤホンが苦手で、低音域を重視したい人ならコレくらいのバランスが好みに感じるかもいしれない。
解像度・音場
解像度は高音域の伸びとクリアさが無いので、あまり良くは無いように感じるが低音域と中低音域の解像度は悪くはない(良くもないけど)
音場は少し狭いけど普通。前述したDAPやアンプ(例:Zerda ITM 01)を使う事でかなりこの辺の不安は解消される。
ものがまのつぶやき 総評
スマホ直挿しのような使い方だと低音寄りで中音域~高音域は値段なりの音。その傾向とデザインが気に入った人だけおすすめくらいの製品。
だが、このイヤホンは中高音域の再生が得意な音場の広い再生機と相性が良く、そういったものと組み合わせると化ける。
たまたま、最近入手したZerda ITM01につないで聴いてみたら想像以上によくて驚いた。
イヤーピースの質感も良く、この価格でこれだけちゃんとしているなら買って損はないイヤホンだと思った(低音主体な音がOKなら)
ケーブルはマイクも付属しており、音質も普通に使えるレベルなのでわりと使い勝手は良いので、テレワークなどにも使える。でも赤青はめっちゃ目立つ