- XBA-N3BPはお買い得なのか?XBA-N3との違いは?
- XBA-N3BPとXBA-N3の違いはケーブルだけ?価格差分の価値はあるのか
- XBP-N3BPに付属するケーブルは単体で売られているケーブル「MUC-M12SB1 」、「MUC-M12NB1」と違うものなのか?
- 結局SONYの新イヤホンXBA-N3BPは “買い” なのか
2017/12/13更新
こんにちはMonogamaです。
10月7日発売のSONYの高級イヤホンXBA-N3BPが気になっているので調べた結果を記事にします。
イヤホンスパイラルから抜け出してもう高級イヤホンは買わないつもりでいたんですが、気になってしまうものは仕方ない。
イヤホンスパイラルから抜け出した話はこちら
XBA-N3BPはお買い得なのか?XBA-N3との違いは?
現在SONYから発売している、同価格帯のリケーブルイヤホンは以下の3種類です。
XBA-N3
XBA-A3
XBA-300
ワンランク上の価格帯にMDR-EX1000 や XBA-Z5 がありますが価格が倍近く違います。
XBA-N3BP はこの中の XBA-N3 のケーブルがバランス接続可能な5極バランスケーブルになっている商品です。
4.4mm 5極バランスケーブルとは?
主にSONY製ポータブルプレイヤーのバランス接続再生に用いられる接続端子です。
通常のプラグ部分と形状が異なり、より多くの情報を伝送することが可能
XBA-N3BPとXBA-N3の違いはケーブルだけ?価格差分の価値はあるのか
XBA-N3BPとXBA-N3の主な違いはケーブル部分のみです。
本体のドライバ部分は全く同じものです。
2017年10月7日発売のXBA-N3BPですが、
XBA-N3は去年の2016年10月29日発売しています。
つまり、ケーブル部分意外は1年前のイヤホンと同じということです。
また、SONYからリケーブル用の4.4mm 5極バランスケーブルが単体で発売しています。
MUC-M12SB1
MUC-M12NB1
名前が似てて紛らわしいですね。。。。
MUC-M12SB1の方が値段が高くてスーパーな感じがするので「S」
MUC-M12NB1はノーマルな感じがするので「N」と覚えて下さい。
別に覚えなくても問題ないけど
すでに XBP-N3 を所持している人はこれらのケーブルのみを購入すればバランス再生が可能です。(バランス再生可能な端末が別途必要)
XBP-N3BPに付属するケーブルは単体で売られているケーブル「MUC-M12SB1 」、「MUC-M12NB1」と違うものなのか?
ここで気になるのがXBP-N3BPに付属する4.4mm 5極バランスケーブルの品質です。
XBP-N3とXBP-N3BPの価格差は約1万円です。
現在、単体で売られているケーブルはどちらも1.5万円以上するので、これらのケーブルと同じものが付属するならば、お買い得ということになります。
⇨ 現在(2017/12/13)の価格差はN3BPが2-3千円ほど高いだけなので、圧倒的にN3BPの方がお得です。
SONY のサポートに直接聞いてみた
調べてもわからなかったのでサポートに直接聞いてみました。
★ XBP-N3BPの付属ケーブルとMUC-M12SB1との違い
▼ サポート回答
「MUC-M12SB1」には、スターカッド構造やマルチゲージコンダクターを採用している。
「XBA-N3BP」に付属のヘッドホンケーブルには、されていない。
つまり、「MUC-M12SB1」とは別物
スターカッド構造とは?
均等に撚り合わせた4本の導体のうち、それぞれ対角線方向の2本を並列に接続した2対の導体を往路・復路に用いることにより、ケーブル内に発生するループ面積を仮想的にゼロとした構造を採用しました。電流が流れることにより外部に発生する磁束をキャンセル、あるいは外部からケーブルを貫通する磁束によって発生する電流ノイズの影響を理想的に低減。豊かで安定感のある低域から解像度の高い中高域により、空気感のある高音質を実現します。
マルチゲージコンダクターとは?
太さの異なる複数種類の素線を最適な比率で撚り合わせることにより、伝送ロスを最小限かつ帯域別にコントロール。低域から高域に至るまで、透明度の高い音質を実現します。
★ XBP-N3BPの付属ケーブルとMUC-M12NB1との違い
私の予想だとこれはN3BPの付属と同じだと思ったのですが……
▼ サポート回答
「MUC-M12SB1」と同様に、スターカッド構造やマルチゲージコンダクターを採用している。
そのため、音質面ではN3BP付属のものよりも優位にある。
違った!!!✌ (‘ω’ ✌ )三 ✌ (‘ω’) ✌ 三( ✌ ‘ω’) ✌
結論
XBP-N3BP付属のバランスケーブルは現在単品として売られているケーブルとは別物。
音質面でも単体で売られているものの方が優位にある。
さらなる音質を求めて買うならXBP-N3BPを買わずに、本体と別々にケーブルを買ったほうが良い
結局SONYの新イヤホンXBA-N3BPは “買い” なのか
私としては、MUC-M12SB1 と同等のケーブルが付属するなら即買いしていたんですが、別物となると微妙なところです。
⇨ 現在(2017/12/13)の価格差ならN3BPが”買い”です。
同日に発売される NX-ZX300 と合わせて4.4mm 5極バランスケーブルのイヤホンが欲しかったのですが、これだったらSE535ltdをリケーブルするのも選択肢として入ってきます。
ちなみに、純正じゃない4.4mm 5極バランスケーブルは比較的、安く売られています。
個人的な意見ですが、バランス接続の音質向上効果は素晴らしいのでせっかくならバランス接続で聴きたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
2017/09/28更新 追記
店舗で視聴してきましたの音の違いのレビューを書きます。
視聴した機種は以下の3種
- XBA-N1
- XBA-N3BP
- XBA-300
XBA-N1 の音の感想
低音域よりでちょっと前からあるSOYNの5千〜1万クラスのイヤホンの音って感じです。ボーカルが若干遠く、ぼやける感じがするのでSE535LTDの音に馴れているを違和感がすごかったです。
XBA-N3BP の音の感想
XBA-N1の音の欠点を克服した音になっていました。低音域よりの音ですが、しっかりとボーカルから高音域まで綺麗に鳴っている印象でした。
XBA-300の音の感想
XBA-N3BPの音に似ていますが、低音を少し抑えて音場を広げた印象を受けました。試せていませんがバランス接続で聴いたらかなり好みの音になりそうな気がします。
この機種に関しては、後日購入して詳しいレビューを書いていますので良ければそちらもどうぞ