Aliexpressで中華イヤホンを購入しました。
コロナウイルスと旧正月の影響で届かないと思われましたが、先日まとめて届いたのでレビューします。
今回紹介するのは「KZ ZS 10 Pro」(写真の左側)
よく比較対象になるCCA-C12も一緒に購入したので比較レビューしていきます。
過去に購入したZSシリーズの機種や中華イヤホンとも比較していきます。
KZの完成形!?名機KZ ZS 10 Proの音質レビュー
というわけで、早速音質のレビューをしていきます。
例のごとく視聴環境は以下の通り
接続はアンバランス接続です。
KZ ZS10 Pro音質レビュー 過去のKZ機種の弱点を克服した完成形
KZ ZS10 Pro (☆5が最高)
高音域 ・・・・・☆4
中音域 ・・・・・☆4
低音域 ・・・・・☆4
音の分離 ・・・・☆4
音場の広さ ・・・☆3
解像度 ・・・・・☆4
最近の中華イヤホン音良すぎ・・・
びっくりしました。めっちゃクオリティ高いです。
まず、高音域~低音域までしっかり出ています。過去のKZシリーズのような「ドンシャリ」でボーカルが埋もれていることも無く、しっかり解決しています。
音の位置ですがボーカルとバスドラムなどの低音が中央に来て、同じくらいの量で鳴っています。が、高音域のバランスが絶妙で、煩くならないギリギリのラインでまとまっているように感じます。
中音域~高音域は、金属的な鳴り方をするのでエレキギターの歪みは若干不自然に感じますが、電子音楽や金物の楽器との相性は良いです。
私はKZ ZS 10 Proのギターの音が不自然に感じるので、ロックバンドの楽曲を聴くよりも電子音楽やEDMなどと相性が良いです。
KZ ZS 10 ProとCCA-C12の比較
見た目が似ているためか、よく比較されているこの2機種の違いをレビューします。
まず、C12の方が高音域の量が多いです。また、インピーダンスがC12の方が低い事もあり迫力と豪華さはC12が勝ります。しかし、高音域が鳴り続ける楽曲は高音域が他の音域を邪魔してしまいノリが悪くなります。
反面、ZS10 Proの高音域は絶妙です。金属的な鳴りですが、引き締まっており他の音域を邪魔しない、非常に分離感のある音です。そのため、電子音楽などと相性が良いです。
CCA-C12 VS KZ ZS 10 Pro 買うならどっち?
どちらも似たキャラクターで、味付けが違うイメージです。
C12が高音域の量を増やして日本人ウケするJ-POPバンドと相性の良い音作りです。これは、SE535のオリジナルとSpecialの違いに似たものを感じます。
私個人的にはC12の方が好み音でしたが、高音域よりも少しだけ低音域を重視する人はZS10Proがおすすめです。
見た目も凄いぞ!KZ ZS 10 Pro 開封&外観レビュー
というわけで、音質をレビューしたので次はZS10 Proの外観です。
開封
外箱。
最近の中華イヤホンは箱が小さくて助かる。
KZ ZS7に似た梱包。内容物もほぼ同じ。
イヤホン本体。かっちょいい
ケーブルの質が意外と高い
スペック詳細
商品説明から要約
KZ ZS7と同様に1DD+4BAの構成。
金属のプレートにクリアな樹脂の本体で高級感のある見た目で、音だけでなく視覚的にも楽しめるコスパの高い一品
最新のドライバーを使用して、音の分離の向上を実現した。
らしいです。
まとめ 買って良かったか?購入時の注意点など
CCA-C12と同時に購入したこともあり「音に大差が無かったらどうしよう・・・」と不安だったが、どちらも違う音で安心した。
音としては、電子音楽やEDM向けだがバランスが良いためどんな楽曲にも合う優等生だと感じたので万人におススメできる。
J-POPなどしか聞かない人は、C12の方が相性が良いためそちらもおすすめ。
注意点としては、2Pin端子だがUEのカスタムIEMのようなピン側が凹でイヤホン側が凸になっている点。
一応、2pinも付けられるがピン折れなどの危険性が高いのでおすすめしない。
Aliexpressで買うと安くケーブルも買えます。
AliExpress.com Product – KZ ZS10 PRO 4BA+1DD KZ Hybrid Earphone Headset HIFI Earbuds In Ear DJ Monitor Headphones Earbuds For KZ AS10 ZS10 ZSN PRO