Twitterでいろんな意味で話題になったKZのKZ ZEX Proのレビューです。
このイヤホンはCrinacle CRNさんという有名なイヤホンレビュアーとコラボして作成されたイヤホンみたいです。前回レビューしたHBB DQ6Sと似たような製品ですね。
https://monogama.space/entry/2022/03/29/114546/3189/
KZ HBB DQ6S レビュー!開封&スペック
というわけで、今回は参考になるかわからないけど、私の感じた「音」の感想を正直にレビューしていく。
本体の見た目。透明の樹脂シェルにピンクゴールドの金属(?)プレートがかっこいい。
Crinacle氏のロゴが描かれているが、これは賛否分かれそう。
色々と話題になった溶接部分
ケーブルは、透明なクリアタイプ。サラサラした質感でベタベタしないようになっているのは嬉しい。絡まりにくく取り回しも良い
イヤーピースはケーブルと同様に透明。
KZ ZEX Pro基本スペック
ドライバー構成 | 1DD+1EST+1BA |
---|---|
インピーダンス | 25Ω |
音圧感度 | 104db/mW |
再生周波数帯域 | 20-40000HZ |
ケーブル | 高純度銀メッキケーブル(2pin) |
KZ HBB DQ6S 音質レビュー
KZ ZEX Pro 評価
高音域 | |
中音域 | |
低音域 | |
解像度 | |
音場の広さ | |
定位の良さ |
全体の印象
第一印象はKZの中では低音域はかなり控え目。中高音域にフォーカスした音。
DQ6S同様に中高音域が奇麗に鳴っているが、それ以上に低音域控え目になっており、高音域の主張が少し多め。
解像度もあり、音場もまあまあ広い。女性ボーカルの歌物音源なんかは凄く相性が良いと思う。そういう意味で最近の日本のJ-POPとかと相性も良い。(偏見)
高音域
音の分離と音場の広さ、伸びのある高音域でかなり好印象。また、さ行は少し刺さる。DQ6Sよりも高音域>ボーカルのバランスなのでキラキラとした印象を受ける。
高音域の音場表現が縦に広く、その辺に注目して聴くと面白いと思う。
中音域
高音域に若干おされがちのボーカル。とはいえ、全体のバランス的に中音域のボーカルが広めに鳴るので、歌物の音源を聴いても物足りなさを感じることは無かった。
中低音よりも中高音域が前面に出るので、女性ボーカルの音源を聴くと幸せになれる。
低音域
ズンズンというようりも、タンタンというような締まりのある低音域。きちんとなっているのが分かるが、迫力はあまりない。一方でスピード感はある。
全体的に線が硬くDQ6Sよりも細い印象を受けるが、フラットな音が好きなら丁度いいバランスに感じるかも。
まとめ&余談
DQ6Sと比較した時に、両社とも似ているが、個人的にはDQ6Sの方が全体のバランスは良いように感じた。しかし、一部の楽曲ではこのZEX Proは「おっ」と思うようなものもある。
例の騒動で話題になったが、DQ6S同様にこの価格でこの音ならもっと評価されて良いイヤホンだと思った。
視聴が困難な中華イヤホンはネットでの口コミとスペックを頼りに購入を検討する人が多い。個体によって音が大きく異なってしまうと、購入の指標がなくなってしまう。
そういった意味で、中華イヤホンを無料で視聴できる環境を整えるか、レビューで信頼できる物を揃えていく必要があると感じた。
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