2019年 絶対に途切れないと噂の完全ワイヤレスイヤホンAVIOT TE-D01dを購入したので音質、機能レビュー(感想)
2019年11月追記
購入して数か月使用していますが、かなり良いです。人にお勧めの完全ワイヤレスを聴かれたら間違いなくこれをおすすめします。ただし、ノイズキャンセリング機能はついていないので注意
AVIOTとは
AVIOTは最近Youtubeで「完全ワイヤレス」と検索すると上位に出てくる日本のイヤホンメーカーです。
というのも、バリュートレードっていうAVIOTを販売している会社の社員がレビュー動画をYoutubeに上げまくってるのが原因なのでいわゆるステマ(むしろダイレクトマーケティング?)なイメージがあります。
動画はこちら
[完全ワイヤレス]話題!AVIOT新作イヤホンTE-D01dデビュー! – YouTube
Youtubeのレビュー動画をみると
- 日本人に合わせた音作り
- 圧倒的に音が途切れない
という点を強みにしているのがわかります。
けどこの2つとも実際に購入して聴いてみないと分からないんですよね。。
というわけでAVIOT(アヴィオット)の最新完全ワイヤレスイヤホンTE-D01dを購入して上記の機能は本当なのか試します。
購入したTE-D01dはこれ
AVIOT TE-D01d開封 見た目、大きさ、重さなどはかなり良好。ただ細かい部分は気になる点も
早速開封していきます。
外箱
開封
かっこいい!高級感があります。
内容物
イヤホン本体とケース
アイアンマンのようなカラーにゴールドカラーのボタンが非常に美しい
背面
充電用MicroUSB端子とスマホなどを充電できる給電用USBポートがある
USBポートのカバーを外すとこんな感じ。
個人的にカバーを外した見た目は好きではないので、カバーは装着しておきたい。けど失くしそう
ケースと本体の見た目はかなり好印象。可愛いさと高級感の共存するデザイン
驚いたのがケースの小ささです。
紹介動画ではもっと大きいと思っていました。 実際はかなりコンパクトで軽量です。
まさかのAnkerのZolo Liberty+よりも小型で軽いです。
【Zolo Liberty+】良いぞコレ! おすすめ完全ワイヤレスイヤホン 高音質 途切れない 防水と3点揃って安い!【実機レビュー】 – Monogamaの地獄の釜のフタ
GLIDiC Sound Air TW-7000とも大きさ比較。
高さはTE-D01eの方が大きいが、横幅が小さいので大きな差は感じないほどにコンパクト
TE-D01dのケースは1800mAhまでの外部機器への充電が可能ということで重量と大きさはそれなりにあることを覚悟していたんですが、これは嬉しい誤算でした。
持ち運びするのに全く苦に感じない大きさです。
ケースの蓋部分はラメの入った半透明なプラスティックに塗装でお洒落な色で可愛い
本体部分はメタリック風な塗装で高級感がある。
TE-D01dのイヤホン本体の塗装は上品なルージュのカラー。
TE-D01d本体を充電のためにケースに本体をセットしたところ
気になったのは充電時にイヤホンが充電されているか判断する光が左右の位置でズレてしまうこと。写真の下のLEDの光の強さと位置がずれている。
これが個体差で私のTE-D01dだけが、たまたまずれているのかは謎。
最新のQualcommチップ「QCC3026」搭載。イヤホン側での音量調整機能と女性声優による日本語音声案内がめっちゃ良い
実際に使ってみました。
ペアリングは非常に簡単。
ボタンを○回押して〜などの操作は必要なく、スマホ側の接続機器一覧に自動で表示されるのを選ぶだけで接続完了。
TE-D01dのペアリングはケースの蓋を開けた瞬間からペアリングが開始される。
他の完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体をケースから取り外したタイミングでペアリングが始まるものが多い。
蓋を開けた瞬間からペアリングされるので、必然的に耳に装着するころには自動でスマホと接続が完了している。 めちゃ快適
気になった点として、本体のイヤーウィングが干渉するためケースに置いただけでは充電が始まらないこと。
しっかりとケースを閉じるまで充電が開始されないのは少し心配になります。
イヤホン本体で9時間再生、ケース込みで驚異の100時間再生可能
ケース込みで驚異の100時間再生(本体だけでも9時間連続再生)が可能なのも魅力的
通勤だけでなく仕事、ブログの作業中に使用していると3時間以上使用することも多いためこの連続再生の長さは非常に嬉しい。
ケースの大容量バッテリーはなんと外部給電可能なのでスマホの予備バッテリーとしても使える。
モバイルバッテリーを持ち運ばなくて済むので、結果として荷物が減る。嬉しい。
バッテリー容量1800mAhはフルでスマホをするには少し足りないけど、緊急時には充分すぎる容量です。
女性声優による日本語の音声案内が素敵
感動したのが音声案内が日本語だということ。
女性声優の「伊藤あすか」さんという方の音声らしいのですが、これが思った以上に良いです。なんか幸せな気持ちになります。
AVIOTの完全ワイヤレスイヤホンは本当に途切れにくいのか?
Android(Huawei Mate20 Pro)に接続して音途切れがないか使用してみた。
実際に家の中や人通りの多くない街中をぶらぶらしてみところ1度も途切れませんでした。
問題は人の多い場所ですが、私が休日の池袋駅で使用した限りでは音の途切れは起きなかった。
Huawei Mate20 ProはQCC2036のTWSには対応していないと思うので、通常のペアリングでの使用となりますが音途切れは発生しませんでした。
しかし、朝の超満員電車ではまだ使用できていないので後日レビューと書く予定です。
後日更新
➡︎とりあえず、朝の通勤ラッシュで使ってみた。
なんと、ホームと電車にギュウギュウに人が溢れた山手線でもほぼ途切れることなく再生された!!1度だけ一瞬音が途切れたが気にならないほどの一瞬。復帰も非常に速かった。これはすごいぞ…
AVIOT TE-D01d音質レビュー 日本人向けに調整された音とは?GLIDiC Sound Air TW-7000との比較など
次はAVIOT TE-D01dの音質をレビューしていく。
バリュトレのYoutubeに挙がっているレビュー動画では、前機種の「TE-D01b」でのユーザーからの要望を反映させるために再調整し、さらに高音質化したとのこと。
そもそも日本人向けのチューニングってなんだ?って感じがするのですが、それがどんな音か逆に聴いてみたくなりますよね。
個人的AVIOT TE-D01dの音質評価
★5個で最高評価
高音域 ★★★
中音域 ★★★★
低音域 ★★★★★
音場の広さ ★★★
第一印象は低音域よりの音。ベースとバスドラのキレの良いサウンドが響く。
中音〜低音が近くで鳴って、同じ位置か少し高い位置にボーカルがいるような感じ。
全体的に耳の近くで低音とボーカルが鳴っているが、音の分離が良く位置がハッキリして余裕があるので音場は広く感じる。
高音域は控えめだが、中〜低音域がボワついた音ではないので埋もれてはいない。
弱点としては、ある程度まで音量を上げないと全体的にモヤッとした残念な音になる。
ただし、完全ワイヤレスイヤホン自体が外で使う場面が多いので、必然的に音量は上がってしまうので問題ないといえば問題ないかも。
「低音域の量がないと満足できないけど、ボーカルが埋もれるのは嫌」という人にはかなり合うと思う。
逆に「どこまでも伸びるような高音域を求める人」には向かないと感じた。
また、aptX接続で視聴をしたが音の遅延はほぼ感じなかった。
AVIOT TE-D01d と GLIDiC Sound Air TW-7000との音質比較
この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンでは、圧倒的に人気なGLIDiC TW-7000と比較して聴いてみた
AVIOT TE-D01dと比較し、TW-7000は低音が抑えめで音場の広さも一回り狭く感じた。
しかしTW-7000は全ての音域がバランス良く鳴っていて楽曲を選ばずに聴ける音だと思った。
これは好みの問題ではあると思うが、AVIOTの方が全体的にクリアで音の分離が良く音質では勝っていると感じた。
けど私の勝手なイメージですが、日本人向けのチューニングという意味ではTW-7000の方が日本人向けな気がする。
音のチューニングでは同時期に発売した「TE-D01e」は本機「D01d」よりも低音を抑えてフラットな音に仕上げられているので、低音が苦手な人は「TE-D01e」をおすすめかも。AVIOT TE-D01eはコチラ
同時期に発売した「AVIOT TE-D01e」と何が違うの?Qualcommチップ「QCC3026」と「QCC3020」の違い
購入前に悩んだのが同時期に発売した「AVIOT TE-D01e」との違い
名前もそっくりだが、実は搭載しているチップもほぼ同じで値段は6千円前後というコスパ
かなり魅力たっぷりの機種。
この2つの違いは簡単に説明すると以下
「AVIOT TE-D01d」の機能
- イヤホン本体で9時間再生
- ケースでの外部充電機能
- 低音域よりのチューニング
- Qualcommチップ「QCC3026」搭載
「AVIOT TE-D01e」の機能
- イヤホン本体で7時間再生
- イヤーウィングなしの小型なイヤホン本体
- 色付けのないフラットな音質
- Qualcommチップ「QCC3020」搭載
Qualcommチップ「QCC3026」と「QCC3020」の違いだが、実質同じカタログスペックは同じとのこと
そのため、対応コーデックやペアリングの安定性、マイクのノイズキャンセル、日本語音声案内などはどちらも同様に搭載している。
イヤホン側での音量調整もどちらでも対応している。
「QCC3026」の方が上位機種で若干値段は上がりそうだけど、機能は同じなら「QCC3020」でええやんって感じがする。
大きな違いは音作りとケースの外部充電機能とデザインのみなので、その辺りに価値がを感じない人は「AVIOT TE-D01e」がおすすめです。
まとめ AVIOT TE-D01dを使ってみて感じた良いところ&悪いところ
AVIOT TE-D01dの良かった点
- 高級感のあるイヤホン本体のデザイン
- モバイルバッテリーにもなるケース
- イヤホン側の音量調整機能
- 女性声優による日本語音声案内
- キレの良い低音と完全ワイヤレスとは思えないクリアな音質
販売会社自身がレビュー動画を多く上げていることで半信半疑で買ってみたが、間違いなく値段からは想像できない程の音質・性能を持っています。レビュー動画に嘘偽りなく良い物でした。
現時点(2019年2月)では、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの中では頭1つ飛び抜けた音質と性能を持っていると思います。
AVIOT TE-D01d残念なところと改善してほしいところ
- 使用してみて残念だったところは
- 充電の際に上部のLEDの光位置がずれている
- イヤーウィングが干渉して綺麗にイヤホンがケースに収まらない時がある
- 付属のイヤーピースは安っぽいので買い替えを推奨
ケースの細かな部分での作り込みの甘さは改善してほしいが、この価格帯でそこまでの精度を求めるのが酷かも。
イヤホン本体のクオリティは非常に高いですし。
全体的にこの値段でこの音質・性能は凄いです!
まだ使い込んでないので音の途切れについてはわかりませんが、今後記事で結果を書く予定です。
これで満員電車や電気屋内でも音の途切れが全くなかったら間違いなく最強の完全ワイヤレスイヤホンだと言えます。
後日、満員電車で確かめたらほぼ途切れなかった。マジ半端ない…。
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