Twitterでいろんな意味で話題になったKZのHBB DQ6Sのレビューです。
このイヤホンはHBBさんという有名なイヤホンレビュアーとコラボして作成されたイヤホンみたいです。(知らんかった)
KZはSNSで色々と話題になっている件についてはここでは触れませんので気になった人は各自調べてみてください。
https://monogama.space/entry/2022/03/29/121454/3190/
KZ HBB DQ6S レビュー!開封&スペック
というわけで、今回は参考になるかわからないけど、私の感じた「音」の感想を正直にレビューしていく。
本体の見た目・質感はかなり良い。透明の樹脂シェルに金属のプレートがかっこいい。
色々と話題になった溶接部分
ケーブルは、透明なクリアタイプ。サラサラした質感でベタベタしないようになっているのは嬉しい。絡まりにくく取り回しも良い
イヤーピースはケーブルと同様に透明。
KZ HBB DQ6Sスペック
ドライバー構成 | DD 3基 |
---|---|
インピーダンス | 24Ω |
音圧感度 | 112db/mW |
再生周波数帯域 | 20 – 40,000Hz |
ケーブル | 高純度銀メッキケーブル(2pin) |
KZ HBB DQ6S 音質レビュー
KZ HBB DQ6S 評価
高音域 | |
中音域 | |
低音域 | |
解像度 | |
音場の広さ | |
定位の良さ |
全体の印象
第一印象は「あれ、いいじゃんコレ」SNSで話題になっていたので身構えていたが、音質はかなり好み。
中高音域が奇麗に鳴っており、それでいて低音域は重低音は出るが中低音は控えめでボリューミーな感じはしない。最近聴いたイヤホンだとSoftearsのVolumeに似ているバランス。
https://monogama.space/entry/2022/03/06/125118/3157/
解像度もあり、音場も広い。低音は主張しないが中高音域にフォーカスがいくクリアな音。この価格でこの音ならかなり良いのでは?と思ってしまった。(ワンチャンもっと値崩れしそうだし)
高音域
音の分離と音場の広さからなる、伸びのある高音域でかなり好印象。また、さ行は少し刺さる感じがするが不快感は少なめ。ただ、ちょっと機械っぽさはある。
中音域
上記の伸びある高音域に埋もれないボーカル。全体のバランス的に中音域のボーカルが広めに鳴るので、歌物の音源を聴いても物足りなさを感じることは無かった。他のKZの多ドライバーと比べると暖かい印象の音で、聴きやすい。日本人ウケしそうだと勝手に思った。
低音域
見た目と裏腹に控えめで、他の音域に干渉しないレベルの低音。過去にレビューしたKZのイヤホンにあるような、ブリブリした低音(所謂ゴリラ感)ではない。たぶん普通よりも低音は控えめになると思う。
私はあまり低音を主張する音はすきじゃないので、これくらいのバランスが好き。
まとめ&余談
ぶっちゃけ、この価格でこの音なら間違いなく買いだと思う。ただ、例の騒動でKZはおすすめしにくい雰囲気になってしまっているのが残念。
個人的には、スペックが実際は違っても安くて音が良ければ別にいっか(良くないけど)と思ってしまうタイプ。
それよりも、レビューする側としては製品に大きな個体差があるとレビューの意味がなくなってしまうということが大きな懸念点。
視聴が困難な中華イヤホンはネットでの口コミとスペックを頼りに購入を検討する人が多い。
個体によって音が大きく異なってしまうと、購入の指標がなくなってしまう。結果的に信用がなくなると中華イヤホンは売れない。
個人的にKZは価格のわりに音が良いイヤホンが多数あるので応援している。中華イヤホンに興味を持つ要因の一つになったのもKZだし。
日本では中華イヤホンといえばKZという印象を持つ人も多いくらい、有名なメーカーなので日本で販売する場合はこの辺の誠意みたいなものをちゃんとした方が良さそうだなと個人的には思った。
まあ、価格の安さはそういった部分を切り詰めることで実現している部分もあると思うので難しいのかな。
https://monogama.space/entry/2022/03/29/121454/3190/
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