どうも、ものがま(@MonoGamaaa)です。
今回は1万円以下で購入できる高性能なノイキャンのTWSイヤホン「EarFun Air Pro」が届いたのでレビューしていきます。
完全ワイヤレスのアクティブノイズキャンセル搭載モデルは2万円以上するのが相場だと思っていたのですが、最近は低価格でもノイキャン搭載のイヤホンが増えてきました。
今回はその中でも、特にノイズキャンセル性能が高いと噂の「EarFun Air Pro」の性能と音質について詳細にレビューしていきます。
※このEarFunから製品提供を受けてレビューしています。
EarFun Air Pro レビュー!開封&外観
かなりしっかりした箱でわくわくします。
横開きするお洒落な梱包です。
内容物は、イヤホン、Type-Cケーブル、交換用イヤーチップ、説明書
イヤーチップはノズルの短いタイプ
ケースはマット加工されている。コロンとしてて可愛い。
本体はメタリックなプレートがワイルド
EarFun Air Pro ペアリング方法 & 操作方法
簡単にEarFun Air Proの使い方を説明します。
ペアリング方法
- イヤホン本体の絶縁シールを剥がす
- 本体をケースに戻して充電する
- 充電が完了したら取り出す
- スマホからBluetoothの設定画面を開き「EarFun Air Pro」を選択
- ペアリング完了
操作方法
- 右を2回タップ:再生/停止
- 左を2回タップ:音声アシスタント
- 右を3回タップ:曲送り
- 左を3回タップ:ノイキャンモード切替
- 両方2回タップ:電話に出る/切る
- 両方3回タップ:着信拒否
操作はイヤホン本体のメタルプレート部をタッチすることで操作可能です。
曲戻し、音量調整の操作は無いのが残念
EarFun Air Pro 音質レビュー Anker Life A2 NCと比較
EarFun Air Proの音質レビューをしていきます。おまけに同価格帯のNC搭載TWSイヤホンのAnker Life A2 NCと比較していきます。
EarFun Air Pro 音質レビュー
(★2.5で普通)
高音域 | |
中音域 | |
低音域 | |
解像度 | |
途切れにくさ | |
遅延のなさ |
全体のバランスと傾向
第一印象はかなり良い
ノイキャン性能に特化していることで音質が犠牲になっているのかと思いきや、TWS
の中でも高音質な部類に入ると思います。
この価格帯でこの音なら不満はないレベルだと思います。
全体のバランスはドンシャリ傾向の鳴り方ですが、ボーカルが籠ることもなく聴きやすい音です。
低音域の量が多い音が苦手な人でなければ、満足できる音だと思います。
高音域
特別高音域の質が高いというわけではありませんが、細かく分離感のある高音域です。
ドンシャリ傾向にありがちなキンキンとした音ではなく、程よい丸みのある高音で聴き疲れはしにくいと思います。
この高音域の評価は、接続コーデックがAACとSBCのみでAptXに非対応なのもあると思います。
中音域
ドンシャリながら、籠らず聴きやすいボーカルが特徴的な中音域です。
海外製のイヤホンはボーカルの位置が独特なものが多いのですが、このEarFun Air Proのボーカルは、とても自然で私の好みに合っていました。
具体的に説明すると、低音域が最も量の多い音でありながらボーカルはきちんと前に出て楽曲のバランスを崩していない音です。このバランスは素晴らしく、チューニングがしっかりされている音のイヤホンです。
低音域
このイヤホンの最大の得意音域です。
10mmの大型ダイナミックドライバーを採用しているため、沈み込む重低音~弾力のある中低音が魅力です。
前述しましたが、低音域に埋もれず他の音域がしっかり聴こえるバランスにチューニングされているため邪魔にならない良い低音域に仕上がっています。
Anker Life A2 NCとの音質比較
同価格帯のANC搭載TWSのライバル機として「Anker Life A2 NC」と比較します。
まず最初に結論を言うと、全体的にEarFun Air Proの方が好みです。
理由は、Air Proの方がボーカルの位置が自然でクリアに聴けること、低音域の深い部分まで響いて鳴っているように感じたためです。
両方ともドンシャリ系の鳴り方をしますが、Anker Life A2 NCの方がギラギラとした感じの音で元気の良い鳴り方をします。また、Anker Life A2 NCには、アプリによるEQ調整機能があるため自由度の点ではAnkerに軍配が上がります。
使って感じた EarFun Air Pro 良い点と不満点
というわけで実際に、EarFun Air Proを使ってみて感じた良い点と残念だった点をまとめます。
余談ですが、個人的にアナウンスの声がセクシーで好きでした。
良い点
1万以下ではノイキャンは最高クラスの性能
⇒流石38dBのノイキャン性能といった感じで、しっかりノイズが減少しているのがわかります。1万以下のANC搭載モデルは性能が残念なものが多い中、これは凄い。
着脱時に自動で再生/停止
⇒地味に便利な自動の再生/停止機能。片耳外すだけで止まってれるので人に話しかけられた時などの対応が楽です。
本体9時間、ケース32時間のロングバッテリー
⇒本体のみで9時間再生と十分すぎるバッテリー性能を誇ります。
マイクの音質が非常に良い
⇒マイクの音質はとてもクリアで、テレワークなどでも問題なく使えるレベルだと思います。
残念な点
ケースが浅く、使えるイヤーチップが限られる
⇒ケースの穴が浅く大きめのイヤーチップを取り付けると収納することができない。そのため、付属品はノズルが短いタイプのイヤーチップを採用している。
タッチセンサーの操作はコツが必要
⇒3回タッチの操作がありますが、よく誤作動で2回タッチになります。
一回の入力は0.5秒以内にシッカリとタッチする必要があります。最初のうちは誤動作が多かったのですが、何度も操作しているうちに安定した操作になりました。
外音取り込み機能はイマイチ
⇒ノイズキャンセル機能は、2~3万円クラスに負けない性能がありますが外音取り込み機能はそこまで高性能ではありません。
オンにするとホワイトノイズが発生し、集音性も高くはありません。
といっても、1万円以下で買えるイヤホンの中では十分な性能だと思います。
まとめ
earfunは最近知ったメーカーだったので半信半疑でしたが、第一印象から「お!良いじゃん!」って思えるクオリティの高い製品だと思います。
特にノイズキャンセル性能は高く、1万円以下でしっかりとノイキャンの効くものを探してる人にはお勧めできる商品だと思いました。