Samsung Chromebook 購入レビュー 第一印象と良いところ、悪いところ
やってしまいました。
先日ASUS Chromebook Flip C302CAを購入したのに何を血迷ったか
Samsung Chromebook Pro を買ってしまいました。
購入金額は日本円で6万5千円ほど
Monogamaが購入した直後、米Amazonで値下げされて6万2千円くらいになっていました。。。悲しい
悲しみを乗り越えながらしばらく使ってみたので
早速レビューを書きたいと思います。
ちなみに、筆者のその他のChromebook機種レビューはこちら
ASUS Chromebook Flip C302CA
Samsung Chromebook Plus
見た目 印象 黒色に統一されたデザインが最高にクール
黒塗りのデザインに「Chromebook」と「SAMSUNG」のロゴがいい味出してます。
Chromebook Proの機体は黒に統一されたボディが非常にクールで好きなデザインです。
サイドのスイッチ部やスタイラスペンのヘッド部分も黒塗りにされていてデザインに溶け込むようになっています。
Chromebook Plusはスイッチ部が銀色でしたが
Proは黒色のボタンのカドの縁が銀色になっていて高級感があります。
スタイラスペンはヘッド部分のみが黒塗りになっています。
せっかくなら全部黒色にしてほしかったです。
しばらく使ってみた感想
圧倒的な解像度!! 美麗ディスプレイは他のChromebookにない良さがある
やっぱりこのシリーズはディスプレイが素晴らしいです。
前記事でMac Bookのディスプレイにも負けないと書きましたが、お世辞ではありません。本当に綺麗です。
上の画像はiphoneでChromebook Proを撮影した画像です。
Monogamaは1500✕1000(最高画質は2400✕1600)の画質で使用しています。
これは画質設定の上から3番目の設定ですが、十分すぎる解像度です。
Chromebook Plusの時には気が付きませんでしたが
アイコンとマウスポインタの標準の大きさが大きいため
解像度を高めた設定でも使いやすいです。
画面の明度も申し分なく、発色もとても綺麗
何より驚きなのがこれだけ綺麗なディスプレイが非常に薄いことです。
ベゼルも同価格帯のノートPCの中ではとても細く、スマートです。
ディスプレイに関しては個人的に最高のノートPCです。
意外と打ちやすいキーボード
MonogamaはProを買う前にキーボードの評価が非常に高いASUS C302CAを普段から触っていました。
そのため、Chromebook Proのキーボードに不満が出ないか心配でした。
実際に触ってみた感想ですが、Chromebook Proのキーボードは非常に打ちやすいです。
前の記事で
Chromebook Plusのキーボードは「ぺちぺち」
ASUS Chromebook Flip C302CAは「もちもち」
と表現しました。
確かに、C302CAの方がキーボードの打ち心地は優れています。
一方 Chromebook Proのキーボードはとても軽いタッチなのでスムーズに打てます。
素早く打ち込んだり手軽にメモを取るならC302CAよりChromebook Proの方が向いているかもしれません。
トラックパッドが予想外にスムーズで使いやすい
使ってみて驚いたのがこのトラックパッドです。
これは圧倒的にChromebook PlusやC302CAより優れているように感じます。
サラサラとした質感で指の滑りが良く、感度も良好です。
これは黒塗りの塗装の関係や、CPUの性能が高い事の恩恵だと思います。
ボディ、キーボード、トラックパッド全てが黒色なのはカッコイイ
唯一の欠点は黒色なので汚れが目立つことです。
Chromebook Plusの約2倍の性能のCPU! しかし・・・・
このChromebook ProはASUS C302CAと同じCPU「Core M3」を搭載しています。
これは、Chromebook Plusの約2倍の性能を持っています。
このCPUの恩恵を感じた点は
- 高解像度設定でも重くなりにくい
- トラックパッド、キーボードの反応が良い
- タッチパネルの反応が良い
この3つの点に大きな影響を与えているように感じます。
逆に上記以外の点はChromebook Plusと比較して
圧倒的に優れている!!
とは感じませんでした。
体感の処理速度としてはPlusの1.4倍くらいに感じました。
この処理速度が良い意味でも悪い意味でも絶妙です。
色々な部分で予想外に良かったり期待はずれだったりします。
悪いところ 期待はずれだったところ
期待していたAndroidアプリの動作機能が非常に残念
まず、一番ガッカリした点はPlusで使えたAndroidアプリが使えないことです。
Plusではスムーズに動かせた「ミリシタ」や「MicroSoft Office」も使えませんでした。
同じCPUのASUS Chromebook Flip C302CAもStableチャンネルでのアンドロイド動作に対応した上にオフィスも使用可能な点と比べると
Chromebook ProのAndroidアプリ動作機能は非常に残念な状態であると言わざるおえません。
スタイラスペンの感度がほぼPlusと一緒
高性能なCPUを搭載している分、タッチペンによる操作のラグはProの方が少なそうですが
実際はPlusとの性能の違いを感じませんでした。
Androidアプリの動作状況を考えるとタッチペン機能は
Chromebook Plusの方が拡張性がある分優れているかもしれません。
ファンレスだが重い処理をすると非常に高熱になる
Chromebook Proで負荷の大きい状態が続くと機体が非常に熱くなります。
Monogamaは動画を複数再生して作業したり、タブを20個くらい開いていると起こりました。
オーバーヒート状態になると処理速度が著しく低下して使い物にならなくなります。
ASUS C302CAよりも耐熱性能は低いように感じます。
Chromebook Proの方が機体が薄く、画質の解像度も高いため仕方ないことですがやはり気になります。
まとめ
Samsung Chromebook Proの良い点・買ってよかったところ
- トラックパッドが快適
- ディスプレイが最高に綺麗で見やすい
- 薄くて軽量なのでどこでも使える
- 黒統一のデザインがクール
Samsung Chromebook Proの悪い点・買って後悔したところ
- 機体がめちゃくちゃ熱くなる
- 熱くなると急激にレスポンスが悪くなる
- スタイラスペンの体感反応速度がPlusと一緒
- Androidアプリの対応状況が残念
書いていて思いましたが、かなり評価が難しい機種だと感じました。
Chromebook Plusとの値段差は1万5千と決して小さくないです。
(現在は5000〜1万円ほどに下がっているようです。)
Chromebook Proが単純にこの価格分CPU性能が優れた上位互換なら良かったんですが、そうゆうわけでもないので
トラックパッドやキーボードが優れた機種は低価格帯にもたくさんあります。
ディスプレイも同等のものをChromebook Plusが搭載しています。
そんな中、このディスプレイを少しでも快適に活かして使いたい!という一部のユーザーにはオススメできる機種だと思いました。
その他の機種についてはこちらにまとめて紹介しています。
Monogamaの使用用途の場合、
この値段を払うならChromebook Plusを買ったほうが幸せだった気がします。
これはC302CAを所持していることも影響しています。
他の魅力的なChromebookの機種と比べてしまうとどうしても価格も安くはないので厳しい評価になってしました。
しかし、決して悪い機種ではなく、使い心地も快適で、どこにでも持ち出したくなるような可愛いヤツなんです。
値段さえ思い出さなければ本当に買ってよかったと思える商品です。
(なんで購入直後に値下がりしたんだ。。。ちくしょう)
というわけで長くなってしましましたが今回はここまでです。
後日レビュー記事書きました
ここまで読んでくださってありがとうございました。